「東京暮らしの無職夫婦」のツマです。
ふたり無職になってから、毎日すこしずつ“やるべきこと”を積み重ねながら暮らしています。
先日、休職中である夫の傷病手当金の申請を行いました。今日はその経験をもとに、傷病手当金の申請方法について書いておこうと思います。
というのも、わたしたち自身が申請前にいちばん困ったのが、「結局、何からどう進めればいいの?」という点でした。
わたしツマも20代の頃に一度休職した経験があります(現在は寛解済み)。
その際も傷病手当金を申請しましたが、メンタルが落ちている時期に、こうした複雑な手続きをひとりで進めるのは、正直かなり大変だった記憶しか残っていません。
制度の説明自体はネット上にたくさんあります。でも、いざ自分が申請する立場になると不安になることが多い。
そこで今回は、あくまで「一例」としてわが家のケースをまとめてみます。
※ 制度の詳細や条件は、加入している健康保険によって異なります。最終的な判断は、必ず公式情報をご確認ください
▼ 夫が休職になったときの関連日記はこちら
傷病手当金ってどんな制度?
ざっくり言うと、傷病手当金は
病気やケガで働けなくなったとき、
給与の代わりに一定額が支給される制度
です。
主なポイントは、以下のとおりです。
- 健康保険の被保険者(主に会社員)が対象
- 業務外の病気・ケガであること
- 連続する3日間の待機期間+4日目以降が支給対象
- 給与が支払われていないこと
- 最長1年6か月まで支給される
わたしたちも最初は「休職=無収入になるのでは?」と不安がよぎりました。ですが、この制度があることを知っていたため、比較的冷静に判断できたと思います。
実際、夫がかなり疲れ切って帰宅した夜、休職を勧めたときも「傷病手当金があるから、すこしはなんとかなるだろう」そう考えることができました。
わが家の状況(簡単に)
- 夫:会社員
- 体調不良により休職
- 医師から「適応障害による就労困難」の診断あり
- 会社は休職制度あり(ただし給与支給なし)
この条件で、傷病手当金の申請が可能でした。
実際の申請の流れ
① まずは会社に相談
最初に行ったのは、会社(人事または総務)への連絡です。
傷病手当金の申請は、個人だけで完結するものではないため、ここは最初に動くのがおすすめです。
当時、夫は電話ができる精神状態ではなかったため、ツマであるわたしが代理人として電話しました。
- 夫が休職すること
- 休職中は傷病手当金を申請したいこと
を伝えると、申請書類の入手方法や会社が記入する欄について案内がありました。
② 申請書を準備する
基本的に必要だったのは、「傷病手当金支給申請書」です。
この申請書は、
- 本人記入欄
- 医師記入欄
- 事業主(会社)記入欄
の3つで構成されています。
加入している健康保険の公式サイトからPDFをダウンロードし、コンビニのネットプリントで印刷しました。
▼ 普段よく使うのはセブンのネットプリントです
③ 医師に記入してもらう
通院時に申請書を持参し、医師に「療養のため就労できない」ことを記載してもらいました。
わが家の場合は診察後に少し待って、その日のうちに受け取ることができました。ただし、後日受け取りになるケースもあるようなので、余裕をもって依頼するのがおすすめです。
④ 会社に記入してもらう
次は、会社側の記入欄です。
- 休職期間
- 給与の支給有無
などを会社が記入します。
わが家では会社の総務担当者宛に書類を郵送し、記入後に返送してもらう形でやり取りしました。
⑤ 健康保険組合へ提出
医師・会社の記入が終わるのと並行して、本人記入欄も埋めていきます。
書き方が分からない場合は、健康保険の公式サイトに記入例が掲載されていることが多いので、それを参考にしました。
すべての書類がそろったら、健康保険組合へ提出します。提出方法(郵送・オンラインなど)は、加入している保険によって異なります。
ちなみに、わが家はすべて郵送で対応しました。また、念のため提出前に書類の写真を撮って記録しておき、次回以降の申請に備えています。
申請してみて感じたこと
書類の枚数自体は多くありません。ただ、
- 記入者が複数に分かれていること
- 用語が分かりにくいこと
このあたりが、最初は心理的なハードルになりました。
それでも、
- 一気にやろうとしない
- 分からないところは、会社や保険組合に聞く
この2点を意識するだけで、思っていたよりスムーズに進められました。
無職夫婦として感じたこと
休職や無職の期間は、「この制度を使っていいのかな」と、どこか後ろめたさを感じてしまいがちです。でも、傷病手当金は困ったときのために用意されている制度です。
生活保護などと同様に、国民の生活を支える仕組みのひとつであり、受給すること自体が「恥」ではありません。それでも、社会的な偏見や「不正受給」というイメージから利用をためらう人が多いのも現実だと感じています。
今回の経験を通して、困ったときに適切な支援を受けることは甘えではない。
そうあらためて思いました。
これから申請する人へ
最後に、これから申請する方へ伝えたいことは3つです。
- 体調を最優先にすること
- ひとりで抱え込まないこと
- 分からないのは当たり前だということ
この記録が、誰かの不安をほんの少しでも軽くできたらうれしいです。
今日はここまで。ではでは!
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